よりみち日誌

記録しなければ忘れてしまう寄り道にこそ、感動の物語があるのではないでしょうか。

2015年6月のブログ記事

  • Yorimichi #7:新郷村唯一の信号

    2015年7月現在、新郷村には、信号機がひとつしかない。 つまり、2015年7月現在、新郷村には、ひとつだけ信号機がある。 私は本当に運がいい。 日本刀のレプリカの傘を振り回し気味の人や、缶チューハイと濡れ煎餅を貪っている酔っ払いみたいな人達が、決まって私の隣に座る様に感じられる満員電車以外におい... 続きをみる

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  • Yorimichi #6:新郷村のキリストの墓

    ゴルゴダの丘で磔刑になったはずのキリスト。実はその後、生きて青森県に来ていた。キリストは青森県のある村に渡り、106歳という天寿を全うした。 昭和10年、そんな仮説が、茨城県にある皇祖皇大神宮の古文書から浮かび上がる。 その後、古文書の関係者が青森県三戸郡新郷村を訪れ、キリストの墓を発見。 さらに... 続きをみる

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  • Yorimichi #5:五戸町のケンタッキー

    今週は三日間、青森の八戸エリアに行っていたので、しばらくそのお話を。 八戸市に隣接する、三戸郡五戸町。 ここにある、地元でガリモリと呼ばれる独特な焼きそばが美味しい。 商売っ気のないおばちゃんが、大盛りのやきそばを350円でだしてくれ、煮干し出汁のおでんを一つサービスしてくれる。(おでんは一個35... 続きをみる

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  • Yorimichi #4:名古屋のメンとセン

    昭和36年、高度経済成長の勢い増す日本のとある駅ホーム内に、立食いのきしめん屋が開店する。 多くの人々の英気を養い、送り出し、迎え入れてきたその店の名は、《きしめん住よし》。 今もなお、駅きしめんとして地元や出張者に愛される名店だ。 名古屋に来た時は、あんかけスパゲッティが多かった最近だったが、今... 続きをみる

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  • Yorimichi #3:野田のサンドイッチと天国

    千葉県野田市にある、地元で大評判のサンドイッチ屋さん。コウジ•サンドイッチ・スズムラ。 お腹にたまる食事としてのサンドイッチから、スウィーツ感覚のデザートサンドまでを、北欧風デザインの心地良い空間で堪能できる。 有給休暇の午前中、会社の上司から電話が。 なんでも、私の仕事でミスがあり、お客様にも迷... 続きをみる

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  • Yorimichi #2:福井県順化で食べたおにぎり

    福井の名物と聞き及んでいた《おろし蕎麦》を食べようと、ふらりと立ち寄った蕎麦屋さん。 地元のおばあちゃん達が、気兼ねのないもてなしをしてくれる。 惜しみなく大根おろしが含まれる蕎麦つゆ。蕎麦を浸すと、水のように喉を通り抜ける。 思わず追加でオーダーしたおにぎりは、無骨で優しく、おばあちゃん達の歴史... 続きをみる

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  • Yorimichi #1:沖縄恩納村で感じる日常

    旅先の沖縄恩納村。 ジョギング中に移りゆく現地の日常が、いつもより爽快な気分を味合わせてくれる。 現地の日常とは、波音をBGMに行なわれている早朝ゲートボールや、どんなドラマが繰り広げられているのか想像するだけでも楽しい、登校前の静寂にある小学校など。 「自分が体験できる日常」は、絶対にひとつしか... 続きをみる

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