Yorimichi #2:福井県順化で食べたおにぎり
福井の名物と聞き及んでいた《おろし蕎麦》を食べようと、ふらりと立ち寄った蕎麦屋さん。
地元のおばあちゃん達が、気兼ねのないもてなしをしてくれる。
惜しみなく大根おろしが含まれる蕎麦つゆ。蕎麦を浸すと、水のように喉を通り抜ける。
思わず追加でオーダーしたおにぎりは、無骨で優しく、おばあちゃん達の歴史と生き様が伝わってくる。
最近美味しいなーと思っていたコンビニおにぎりとは、明らかに一線を画す、おにぎり。
あーー、、中身は梅だったか〜。。。ツナマヨが良かったなー!と思っていた若き日。
やったー!中身が梅だったーー!と感じる昨今。
中身が分からない「おにぎり」の中身は、誰かに握られている。
握る誰かの想いと共に。。。
お米を握るから、おにぎり。
お米だけではない何かも握るから、おにぎり。
おにぎりが、日本人の元祖ソウルフードであることは、忘れるべきじゃない。
やっぱり、寄り道から学ぶことは、深いなぁ〜と勝手に思ってしまった、北陸の夜でした。
Yorimichi with 「青春の影」 チューリップ