よりみち日誌

記録しなければ忘れてしまう寄り道にこそ、感動の物語があるのではないでしょうか。

Yorimichi #22:残酷な美味をありがたくいただきます

これから産まれてくる尊い命。

まだ身体を持たない、これからの命。


それを母親は宿している。

その腹に、黄金の命を宿している。


母親はいずれ子を産み、子もいずれ親となるだろう。


その未来を私は嬉々として奪った。

母親と、これからの命を、同時に焼く。食べる。


本当に美味しかった。


ご馳走さまでした。


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