Yorimichi #5:五戸町のケンタッキー
今週は三日間、青森の八戸エリアに行っていたので、しばらくそのお話を。
八戸市に隣接する、三戸郡五戸町。
ここにある、地元でガリモリと呼ばれる独特な焼きそばが美味しい。
商売っ気のないおばちゃんが、大盛りのやきそばを350円でだしてくれ、煮干し出汁のおでんを一つサービスしてくれる。(おでんは一個35円)
もしかして、三戸郡五戸町だから、3と5が中心の価格なのだろうか、今気がついたので、それは次の機会で聞いてみよう。
この焼きそば、お好みでソースか塩をかけていただくのだが、地元の野球部はソースを、サッカー部は塩をかける傾向があるとの事。
私はハーフアンドハーフでいただきます。
さて、この五戸町、とても坂が多い町なのだが、地元の方々を含む今回のお仕事のメンバー達と、少し町をブラブラしようという話になった。鱈腹かきこんだ焼きそばのカロリーを少しでも消費しようと。
やはり、地元の人の案内があると、外から来た人達には知る由も無い、その地その場の物語が聞けて面白い。
定食屋風の小さな店の前で立ち止まり、ここは五戸のケンタッキーと呼ばれています、と教えてもらった時、思わず財布に手が伸びた。
五戸のケンタッキー。
私だけだったら、必ず素通りしてしまったであろうこの店が、そんな呼び名で地元に愛されている物語。
これを聞いて食べずに帰れるかと、ポケットの財布に手をつけたのだが、生憎お店はしまっていた。あやうく、カロリー消費という目的を忘れてしまうところだった。
(次来た時には来たいなあ…)
また、次に立ち寄りたい場所ができてしまった。恐るべし、地元情報!
カロリー消費という目的は、その五分後に忘れ、私はこの地のもう一つの名物【馬肉】入りのメンチカツを美味しくいただいた。
Yorimichi with 「El capitan」 opm